

平成30年 大般若法要 1月20日
毎年恒例の1月20日大般若法要が行われました


境内の補修工事
6月中旬から境内の補修工事を行いました。 国民文化祭をお寺で行う事により、危険箇所の補修工事を佐伯市から原材料を支給していただき、その他の工事費用は特別寄付金として、 小野永生さま30万円・御手洗晴視さま30万円・安藤廣美さま30万円・久保田与治郎さま30万円・その他法人より250万円を賜り工事を行う事が出来ましたことをご報告致します。総代をはじめ皆さまの功徳により正定寺が綺麗に補修されたことを大変有り難く思います。是非、正定寺をお参りの際には補修され綺麗且つ安全になった境内を見ていただきたいと思います。5年後の正定寺500年式典に合わせて、今後も山門の鐘楼門の修復や正定寺の上がり口の市道拡幅など、皆さまの誇りとなっている正定寺の護寺補修できればと考えておりますので、今後ともご理解ご協力をお願い致します。


お墓参りの豆知識~水の華?水塔婆?~
お墓参りの豆知識 ~水の華?水塔婆?~ 柄杓でパシャリ。 お墓に水は付きものです。これには、どんな意味か考えたことありますか? これは、「水向け」というもので、実は簡単な「お施餓鬼 」なのです。お施餓鬼は9月22日に正定寺でも「山門施餓鬼・秋季彼岸会法要」として盛大に行いますが、もっとも簡略にしたものが、水向けです。 正定寺の檀家さんは、家法事の後にお墓にお参りしますが、その時に持って行く物として線香や蝋燭と同じように『水の華』を持って行かれます。 この水の華とは火が通っても食べられるもの(洗米・小豆・なす・きゅうりなど)を細かくして、お墓の周りに撒き供養します。これも施餓鬼法要を簡略にしたものです。 お施餓鬼はいわゆる「餓鬼」に施しをする法要。 餓鬼は餓鬼道に墜ち、我々には見えないけれども飢えに苦しんでいて、彼らは普通の飲み物・食べ物が口に出来ず、のども細くなってしまっています。普通のものを食べようとすると、のど元から火が出て食べられず、普段は泥水をすすって飢えをしのいでいるそうです。お施餓鬼の法要ではそんな彼らのために、色々な経を唱えて食べ物


平成29年 献茶会
6月25日(日)には献茶会(新茶の法要)と世話人総会・女性部総会が行われました。 檀信徒より奉納いただいたお茶をお供えしています。 世話人総会では1年間の方針や、変更事項・檀家さんからの声をここで世話人さんが集めて話し合います。 女性部総会は佐伯で最大規模の正定寺花園女性部が決算や行事報告などを行います。 決算や行事報告などは、お盆前の寺報に詳しく載っていますのでご確認下さい。


平成29年 花祭り
毎年4月8日はお釈迦さまの誕生日会をしています。 灌仏会と言ってお釈迦さまが誕生された日をお祝いして 甘茶を振る舞っています。 前日には檀家さんがお祝いの花をお持ちいただきますので お堂にお飾りして花御堂にします。


平成29年 春彼岸法要
3月19日14:30 お彼岸に正定寺では春彼岸法要が行われます。 去年は本山巡教師、愛媛県の大安寺のご住職にお説教賜りました。 合わせて初午会(お稲荷さんのお参り)もあります。 年に1度この時だけ稲荷大明神の御札が配られます。 炊き込みご飯やお吸い物・土産の紅白饅頭もあります!


大寒新春大般若会のご案内(毎年1月20日)
平成29年1月20日(土)午前11時より恒例の大寒大般若会が営まれます。 佐伯藩主・毛利伊勢守から賜った現在地に正定寺が再建された、元禄8年(一六九五)に第五世活門和尚が新春1月16日に法要したのが正定寺大般若会の始まりとされています。 現在は、正月20日の大寒に行われ、三百年以上の間、厄除け法要として続いております。 29年は初めてお参りされた参拝者も多く、大般若轉讀を終えると檀信徒総会に移り、百寿・米寿・新成人の披露へ続きます。 餅撒きや、年の初めの福引き、今年からは参拝者に御守りをお渡しします。 また花園会役員と女性部で心のこもった御接待を振る舞います。 初盆を終えた古い塔婆や骨箱など、この大般若にお持ち下されば経をあげ火をいれさせていただきます。 今年一年を無事に過ごす事の出来た喜びに感謝し、年の初めに「般若の風(智恵)」をおうけ下さい。 また、今年一年に区切りをつけたい方、来年の大仕事への役の方や、厄を除けたい参拝者は御守りと厄除け餅を祈祷し、祈願致しますので、先にご連絡下さい。


平成28年盂蘭盆会
今年のお盆は壽山和尚の初盆にもなり、棚経で一件一件お参りすることが出来ずに申し訳ありませんでした。そればかりか、壽山和尚の初盆に大勢の方がお参り戴き感謝の意を尽くせません。 お盆の13・14・15日には観音堂で檀信徒各家の盆法要を致しました。 私がお寺から動けないので、棚経の法要をお寺に来て戴き供養させて戴きました。多くの檀家さん延べ250名のお参りをすることが出来ました。 きちんとした礼服にしっかりと合わされた合掌をする檀信徒の皆さまを先代が見てさぞ誇らしかったことと思います。


壽山和尚の のこした話
禅寺でクリスマスケーキ・・・・? 子供が育つ間は、禅寺といえどもクリスマスケーキを買って食べます。 うがった方は「お寺でキリストさんの誕生日を・・・」などと言いたそうですが 別に本堂で賛美歌を歌ったりはしませんよ。 佐伯市7万6千人の中でクリスマスケーキは食べたが、今夜から明日にかけて ミサに行く方はどれだけいるのでしょうか? クリスマスケーキを食べた佐伯市民は、教会の前を通るときは 頭を下げて欲しいものですね。 大分国立医療センターで12月24日を迎えたことがあります。 食事にケーキが出てナースさんがキャンドルを灯して病室を回るクリスマスが とても印象的でした。 患者一人一人にクリスマスカードも頂きました。 5年前の事ですが今でもクリスマスカードは大切にとっています。 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 昭和20年代に寺で生まれた子供は12月24日ではなくて、 4月8日に「特別上等な羊羹を食べていた」と聞いたことがあります。 ※4月8日はお釈迦さまがお生まれになった日。 特別上等な羊羹が


寿山和尚新忌齋
平成二十八年五月二十七日壽山和尚六十歳にて遷化致しました。 六月一日の通夜・六月二日の密葬・六月五日の津送の際には御繁忙にも拘わ らず遠路態々ご焼香下され且つ大勢の弔慰又真前には献華及びご香資を賜りご 芳情の程誠に有り難く深謝申し上げます。 津送では何かと不行届の段あったかと存じますが何卒御寛容下さいます様御 願い申し上げます 七月十二日無事に新忌齋の法要を終える事ができました。 檀信徒には津送並びに新忌齋の厳修に際して過分な信援を賜りました事を重 ねて御礼申し上げます 本来は新忌齋に皆さまのご焼香を賜るのが伝統慣例ですが津送に引き続きの 法要と言うことで檀信徒を代表して総代の参拝をお願い致しました。 7月12日午前11時より富山県国泰寺派管長猊下・虚室老大師のご導師のもと正定寺第23世 壽山和尚の新忌齋が行われました。 一般の四十九日法要にあたる法要に100名近い大勢の和尚さまから諷経・焼香を賜り、遷化・ 通夜・密葬・津送・新忌齋と約二ヶ月間におよぶ一連の法会を無事に務め終える事 が出来ました。 この間、檀信徒・地区世話人・総代役員・女性部の皆


長女誕生
壽山和尚が遷化して2ヶ月と少しで初盆を迎えました。不思議な縁で私の初子も8月末の予定日でしたが、まさか亡き閑栖和尚と一緒に盆入りにお寺に帰って来てくれることのなるとは思いませんでした。8月13日母子共に健康で3358グラムの(現在4ヶ月で9キロ弱)珠のような長女を授かりました。若寺庭さんはおとうさんの初盆にお寺でお参り出来ずに申し訳ないと言いましたが、初めて帰る盆に内孫が一緒とあればこれほど喜ばしいことはなかったのではないかと思います。私の名『南陽』から一文字譲って、ひらがなの『みなみ』と名付けました。寂しかったお寺に今は賑やかな華が咲いてます。