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授戒会

「授戒会」とは戒法を授けていただき、仏教徒として生きる事です。

戒法を授かるには、授ける人と、授けるものと、授かる人がいなければなりません。

授ける人を戒師(かいし)といい、授けるものは菩薩戒(ぼさつかい)と言い、戒法を授かる人を

〈戒徒〉(かいと)といいます。

そして、戒法を授けていただいた証(あかし)として血脈(けちみゃく)を賜ります。

昔の様に一ケ寺で「授戒会」を行うのは難しくなりました。今では近隣の寺院が集まって合同で行う

「御親化受戒」が行われています。

正定寺の檀徒も「御親化受戒」や本山参拝で血脈を頂いた方も大勢います。

御親化受戒と本山参拝者

昭和61年の「妙心寺創建650年中興第6世雪江禅師600年遠諱 」をきっかけに本山妙心寺への参りを2年に一度の割合で始めました。

昔の受戒会

正定寺では、天保7年(1836)(181年前)に春叢紹珠和尚(大鑑広照禅師・1751‐1839)88才の時拝請して行われています。

明治10年(1877)(140年前)に行われた「授戒会」の扁額には「世話方」として9名の氏名が載っています。

甲斐弥五録 小野半佑 簀戸嘉佑 安藤吉郎 林亦佑 矢野茂佑 道越甚造 矢野弥平 簀戸杢佑 又、医師であった「井上春哲(神内)」「平井春譲(大鶴)」の名前も掲げられています。

昭和3年(1928)(89年前)に行われた「授戒会」の稚児には現在88才前後でご健在な檀信徒も参加しています。

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