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平成27年 大授戒会(於 延命寺)

平成27年10月22日~24日の3日間に大分市の延命寺様で授戒会が行われました。 戒師には本山妙心寺管長 嶺 興嶽老大師 (江松軒老大師猊下)を招き、唱名師には大分の萬壽寺から閒関窟老大師がお勤めなさいました。 11年ぶりに九州東教区での授戒会となり、85名の和尚さんが各地より集まり盛大かつ厳粛に行われました。 授戒(じゅかい)とは、 お釈迦さまがお説きになった私たちが守るべき心の戒めを、 戒師さまよりお授けいただき、真の仏教徒として自覚して生きる ための儀式です。 日本では、奈良時代に中国の高僧鑑真和上(かんじんわじょう) を招いて東大寺で行われたのがはじまりです。 以来1200余年もの間、受け継がれています。   1.不殺生戒(みだりに殺生しない)  2.不偸盗戒(我欲に走り、盗みをしない)  3.不邪淫戒(みだらな行いをしない)  4.不盲語戒(人を惑わす言葉を使わない)  5.不飲酒戒(心身を乱す酒は飲まない) この五つの戒が仏教徒が守るべき「五戒」です。この戒を授けていただくために集まった人を戒徒といいます。加行礼拝の修行をして、はじめて導師さまから戒脈が授与されます。 今回の授戒会戒徒数は1日目188名、2日目352名、3日目338名 合計878名がそれぞれ参列しました。 参列には制限があったため、正定寺からは林 美春さん(柚の原)が代表戒徒として2日目に授戒されました。 そして、以前お配りした先祖供養因縁戒受付により、正定寺から64霊を管長猊下のもとで供養していただきました。 正定寺でも昭和3年に授戒会を行っております。

延命寺 山門

京都本山より管長御来院

(左:京都本山 嶺興嶽老大師 右:大分萬壽僧堂 閒関窟老大師)

晋山式(大般若)

加行礼拝

因縁戒 施餓鬼

管長による 先祖供養

お説教

唱名師

本戒 登壇

喚鐘 一声

香水師

羯摩師

須弥壇にて管長より本戒を授ける

一人ひとり手渡し

送行行事

管長と老師が戒徒をお見送り

戒徒の皆さんも一人ひとり管長さんに頭を下げて下山されました。

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