top of page

平成22年秋彼岸法要の準備

9月21日(火)午後2:00から花園会女性部10名が「山門施餓鬼会」の準備をしました。

一枚一枚の五色の紙を丁寧に折って、二十五菩薩にかたどり400軒分をそれぞれ納めて行きました。

戒名が書かれた水塔婆は、名の由来のごとく本来は川に流し(水供養)したものです。

これを「彼岸の経木流し」と云います。

河川に物を流すのが規制されている現在では、水塔婆と小幣は共に墓前にお供えするようになりました。

墓前にお供えしてお参りするたびに水塔婆に水を掛けて供養します。

水の事を中国では「閼伽(あか)」と呼び「供養」を意味する言葉です。

お墓に水をかける風習は中国から伝わった「閼伽供養」の由来が起源で、お墓の正面には「あか受け水鉢」と云う

くぼみがある墓もあります。

又、お墓参りに撒くものを「水の華(小豆・米・野菜を混ぜた供物)」と言い、お墓には「水」の字がつく言葉が

沢山あります。

ご先祖を救ってくださる二十五菩薩をあらわした小幣(五色の幡)を作る花園会女性部

平成22年秋彼岸法要

9月22日(水)午前11:00の正定寺大鐘を合図に近隣の和尚さん10名が本堂へ入堂します。

本堂は五色の幡が秋風に揺らぎ、施餓鬼法要の声明が本堂に響きました。

秋彼岸にご先祖のご供養を申し込まれた方は321名でその供養霊数は630霊でした。

年中行事としては大勢の檀信徒が参加する盛大なものです。

百名を超える参拝者は読み上げられる630霊の戒名を静かに聞きながら1時間の法要に

手を合わせていました。

大鐘の合図で法要が始まります

五色の幡に荘厳された本堂

供養された先祖戒名を唱える梅南寺和尚さん

法要の後は長徳寺和尚さんのお説教

参拝者のスナップ

参拝者

散華

水向け焼香

最新記事
アーカイブ
bottom of page