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正定寺の献茶会

この村で本格的に茶の栽培が行われ始めたのは正定寺第二十世の鐵山和尚が「煎茶」の製造を

伝えた事に始まります

今でも、高齢者の方々の中には「和尚の茶」と云う方がいます。

鐵山和尚の「煎茶技術(釜炒り)」が現在に伝わり、報恩の気持ちを伝えるために正定寺の「献茶会」があります。

正定寺の檀家さんが亡くなると枕飾りには必ず茶の木(1本)が供えられます。

この風習も他の地域では見かけません。

お茶を大切にした先人達の残した遺産です。

毎年、6月に「献茶会」の法要があります。現在は観音堂(檀家位牌堂)で各ご先祖さまへ

新茶を奉納いたします。

各家が釜煎りした新茶でそれぞれの家で香りも味も違います。

各家が釜煎りした新茶でそれぞれの家で香りも味も違います。

相国寺管長・梶谷宗忍老師の書

この器に新茶を入れ、湯を注ぎ奉納します。

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