正定寺の山門施餓鬼会法要

正定寺では9月22日に毎年行われる「秋の彼岸」で和尚さまを迎え「山門施餓鬼会法要」を行います。

五色で荘厳された本堂にはたくさんの檀信徒がお参りいたします。

山門施餓鬼は一霊の戒名を三度書いて法要中に読み上げます。小幣は花園会女性部が作っています。

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一度目は檀信徒が仏壇の位牌から戒名を
「施餓鬼供養袋」に記します。

二度目は供養されて戒名を
水塔婆(経木塔婆)に書きます。

三度目は法要中に読み上げる為の戒名を書き出します。
亡き人の戒名が人の手によって三度も記されています。

水卒塔婆や小幣

戒名が書かれた水卒塔婆は、名の由来のごとく本来は川に流し(水供養)したものです。

よく見かける年回・年忌で使われる卒塔婆とはちがい、

別名「経木卒塔婆」と言われ教典(お経)を書いていたものです。

その後、施餓鬼法要で使用され、戒名を記して先祖の供養を行いました。

お盆と同じ先祖供養がなされるお彼岸の時季に正定寺では「山門大施餓鬼法要」が行われます。

この水卒塔婆は小幣(五色の幡)と共に現在は墓前にお供え致します。

小幣はご先祖を救ってくださる二十五菩薩を型取ったものです。

水卒塔婆は墓前にお供えしてお参りするたびに水を掛け供養します。

水の事を「閼伽」と呼び中国では「供養」を意味します。

「施餓鬼法要」の事を「甘露法要」・「閼伽法要」・「水陸法要」等と呼び、

ここからお墓参りに撒くものを「水の華(小豆・米・野菜)」と言い、

お墓に供える水を「あか」と呼ぶようになりました。

卒塔婆はインドの言葉で「スツーバ」と言い、お釈迦様の舎利(お骨)を納め供養した高い塔の事を言います。

 

盂蘭盆施餓鬼

お盆は各地域で施餓鬼棚をあつらえて座番を持ち回りして地域ぐるみで施餓鬼法要を行っていました。

私が京都から戻った昭和57年には「江河内・神内・向船場・久留須・堂師・間庭」などいくつかの地域で

「地区施餓鬼」が行われていました。地域に残っている「施餓鬼帳面」です。

お坊さんの人数から接待の会計報告まで細かに記されていいます。

平成10年頃「地区施餓鬼」を取りやめて現在の「秋彼岸山門施餓鬼会」で全檀信徒を対象にして

行われるようになりました。