正定寺の宝物・什物

弁才天八臂座像

弁才天は通称「弁天さま」と呼ばれ「七福神」の一人として有名です。

正定寺の弁才天は、元禄9年(1696)第六世乾堂全壽大和尚が弁天堂を建立し安置されました。

その後、宝暦13年(1763)・嘉永元年(1848)明治20年(1887)と再建され、昭和に入ると

山門脇に「鎮守堂」として「荼吉尼白晨狐王菩薩(お稲荷さん)」と共に合祀されていました。

その後、鎮守堂の老朽により解体され、平成まで本堂に納まられていました。

 

平成6年に篤志者の寄進を賜り、仏像修復が京都の仏師により施され、平成18年観音堂(位牌堂)の

改築にあたり再び安置され檀信徒の前にお姿を現すようになりました。

彩色されて真新しく見えますが厨子・仏像・飾りものの全ては三百年前のものです。

 

弁天さまがインドの河神なので、元禄年間は正定寺裏山(オリヲ峠)の滝壺あたりに建立されていました。

弁才天は八臂(八つの手)で、弓・刀・斧・羂索・箭・三鈷戟・独鈷杵・輪の武器を携えて、

宝冠には、農業神の宇賀神像(人頭蛇身の老人像)をいただき鳥居が見えます。

金光明最勝王経には、学問・音楽・文芸守護などの功徳があるとされています。

「弁才天」の扁額は乾堂全壽大和尚の直筆
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