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正定寺花園会青壮年部

正定寺の青壮年部は、平成8年8月30日~31日に本山妙心寺で行われた「花園会青壮年部研修会」に 

矢野薫さんと小野美智治さんが参加し11月17日の教区特別布教大会で報告後に発足しました。

 

平成15年秋に初代青壮年部長として村西栄二さんが就任。

花園会会計の小田木聖孝さんが2代目部長に就任。

 

 

平成18年の「第3回花園会青壮年部全国研修会」に村西栄二さんが、

平成19年の「第4回花園会青壮年部全国研修会」に小田木聖孝さんが参加して組織の充実を図っています。

 

 

「おかげさま運動」・「正定寺年中行事」・「ゴルフ大会」などに参加して今年で15年目を迎えます。

平成27年度 青壮年部

青壮年部を募集しています。年齢は還暦までで、正定寺檀家であれば男女を問いません。

  

  

《研修会に参加して》

 青壮年部副部長   河村典邦 

  

先般、10月25日に臨済宗妙心寺派花園会の研修会に正定寺様より、初めて参加させて頂きました。

その研修会の中でありました、講話の題目「おかげさま」。  

 

私が若いためか、普段の生活において、あまり口にした事がほとんどなく、 

講話の開始までは「おかげさま」という単語には中々受け入れにくい印象がありました。

講話より「おかげさま」とは「御陰様」であり、「陰」と言うものに「様」を付け、更には「御」を付けたものである。

私としては「おかげさま」とはただ単に人を労う為に使うものとの印象しかありませんでした。

 

ここでいう「陰」とは何か?なぜ「様」を付け、「御」を付け謙譲するのか?すぐに講話の中に答えがありました。

陰とは助けであり、支えなど、実際に見ることが出来ない恩恵である。。     

その恩恵に対して「様」を付け、より感謝を込めて「御」を付ける。 

この恩恵で身近な存在であるのは父母の恩である。

 

その話しを聞いた時に一番に私が考えてしまったのが、昨年11月に亡くなった父の事でした。

恥しい話しでは在りますが、これまでは父が亡くなり、悲しさや寂しさが強く、

父を思い出してしまう家にあまりいたくないなど、受け入れられない私がいました。

 

しかし、自分の内に「あなたの御蔭で…」と想うと、  

これまでの気持ちでは父に申し訳なく、父に恥じない様な生き方をしなくてはならないと感じました。

気持ちが逃げているだけの私とは違い、実際に近しい人を亡くした父と母は私の前ではいつも

しっかり前を見ていたように感じられます。

 

今回参加させて頂いたおかげで、父からどれだけ支えてもらったのかを気付かせて頂きました。

これからは常に自分の内に「御陰様」を持ち、感謝を忘れず、今の自分を見つめなおして

行かなくてはならないと気付かされました。    

ありがたい研修会に参加させて頂きまして、本当にありがとうございました

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